永井プロに!早まるプロ転向。

2016年1月9日(土)03時48分更新
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ジュニアから女子プロに転向する道筋が、さらに早まっている。

2014年日本女子オープン3位のトップアマ、永井花奈(18=日出高3年)が8日の本間ゴルフニューイヤーズパーティーに出席。その席でプロ転向を宣言し、同時に同社との製品使用契約を発表した。

優勝こそないものの、日本の女子プロツアーでは優勝戦線に顔を出したこともある永井だけに、プロになるのは時間の問題。活躍が期待されるのは言うまでもないが、ここで気になるのはプロ転向時期がこれまで以上に早くなっていることだ。

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の規定で、4月1日時点で18歳になっていなければ、QTもプロテストも受けられないため、高校卒業後、プロを目指すには、数か月のブランクがあることになる。高校卒業後、プロに転向する者が大半の女子の場合、日程的に日本女子アマに出場してから、直後のプロテストに挑むというのが一般的になっている。

だが、アマチュア時代から当たり前のようにプロの試合でプレーしているジュニアたちは、海外も含めて様々な方法でプロになり始めている。昨年3月に高校を卒業した森田遥も、高松東高校在学中に米女子ツアーQTを受けてプロ宣言。下部のシメトラツアーで1年間戦い、1勝しており、今年はQTから日本ツアーに出場する。

永井もやはり米女子ツアーQTからシメトラツアーの出場権を獲得。2月から参戦することを決めている。

宮里藍が高校生のうちにプロの試合で勝ってそのままプロに転向した時は、特別なことだと思われていたが、現実には勝みなみがやはり高校生のまま優勝し、世間をあっと言わせている。勝は、1年以内に権利を行使すれば、そのまま出場権を得られたがそれをすることはなく、高校生活を続けることを選んだ。高校卒業後、プロとして試合に出るためには改めてQTやプロテストを受けることになるだろう。だが、その後もプロの試合で活躍するアマチュアはが珍しくなく、さらに後に続く者がいてもおかしくないだろう。

若い選手が海外に可能性を求めるのは当然だし、力をつけるためにはやるべきことだ。その一方で、日本のツアーが有望な若者にプレーしてほしいなら、規定を考える時期に来ているのかもしれない。日本の規定が、結果として海外流出に拍車をかけているのはまちがいないからだ。

大人が敷いた路線を誰もが同じようにたどることなどあり得ない。世界を駆け巡る情報を誰もが簡単に手に入れられる時代に対応し、日本のツアーも変化していかなければだらないはずだ。将来を見据え、しっかりした対応をしていかなければ、ツアーとしての成長は頭打ちになるだろう。


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