松山、メジャーVならず7位

2016年4月11日(月)08時11分更新
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【米ジョージア州オーガスタ10日(日本時間11日)発】

 

オーガスタの魔女は最後まで松山英樹に微笑んではくれなかった。

日本人初のメジャー優勝をかけて2打ビハインドで挑んだマスターズ最終日(オーガスタナショナルGC)松山英樹は流れをつかみきれずに苦しい戦いを強いられた。

 

苦手の1番でグリーンをショートしてボギー発進した後、2番パー5はしっかり2パットバーディーを奪った。だが、4番、5番で連続ボギー。6番にはさらなる落とし穴が待っていた。グリーン右手前からのアプローチが突っ込み切れず、グリーンの傾斜を逆戻り。左手前に転がり落ちた。ここから寄らず入らずのダブルボギーで通算3オーバー。苦しい展開を強いられる。

 

それでもクサることなく自分のプレーを続け、8番パー5はしっかりとバーディー奪取。

バックナインに入ってからは、10番バーディーで再び追撃態勢に入る。11番はティーショットを右の林に入れながら、カットボールでグリーンをとらえてパーセーブ。優勝戦線に踏みとどまるかに思われた。

ところが、ここから徹底的にカップに嫌われ続ける。12番では手前4メートルからのバーディーパットがカップにけられ、13番では3メートルのイーグルパットが入らない。タップインバーディーでイーブンパーに戻したものの、14番3メートル、15番2メートルのバーディーパットが、いずれも惜しいところでカップをかすめていった。

魔女が住むと言われるオーガスタナショナルGCのサンデーバックナインで、その後押しを得られなかった松山は、残りホールをスコアカード通りにプレーして、この日1オーバー73。通算イーブンパーで、優勝したダニー・ウィレット(英)に5打差7位タイで5度目の挑戦を終えた。

 

「最終組の1つ前という緊張感はさほど感じることなくプレーできましたが、自分が抱えていたショットの不安やパットの不安がそのまま出てしまった」と悔しそうに振り返った松山だが、本当にメジャー優勝が狙える位置で初めてプレーした経験は今後に大きく生きて来るはずだ。

来年に向けての抱負を聞かれ「状態がよくない中でここまでできたのは自信になっています。あと1年、自分の課題を克服して、来年は勝てるように頑張りたい」と、優勝宣言をぶち上げて、大会を締めくくった。


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