20年ぶり英国勢優勝!!

2016年4月11日(月)09時49分更新
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【米ジョージア州オーガスタ10日(日本時間11日)発】

 

ダニー・ウィレット(英)が、2度目の挑戦でグリーンジャケットに袖を通した。

第80回マスターズ・トーナメント最終日(オーガスタナショナルGC)、連覇を狙う首位のジョーダン・スピース(米)に3打差5位タイでスタートしたウィレットは、6番、8番とバーディーを奪い、通算2アンダーでバックナインに突入した。

10番から12番までは静かにパーを重ねていたが、13番パー5では左に2オン。2パットバーディーとすると、14番では左1メートルにピタリとつけたパットを沈めてバーディー奪取。通算4アンダーにスコアを伸ばした。

一方のスピースは、6番からの4連続バーディーで通算7アンダーとして独走態勢に入ったように見えたが、10番、11番の連続ボギーで通算5アンダー。3組前でプレーするウィレットとの差は、あっという間に1打に縮まった。

スピースが12番パー3でまさかの『7』を叩いて形勢逆転。単独首位に立ったウィレットは、16番でも1.8メートルを沈めて通算5アンダーまでスコアを伸ばして見せた。

17,18番もしっかりパーでおさめる間に、あきらめないスピースが13番、15番とバーディーを奪ったが、必死のまきかえしもここまで。同じ組でプレーした英国の先輩、リー・ウエストウッド、スピースに3打差で、ウィレットがメジャー初優勝を飾った。

 

マスターズには昨年初めて出場し、38位タイだった28歳のウィレットだが、今年は欠場寸前だった。ニコル夫人の出産予定日が、この週末になっていたからだ。だが、出産が早まり、3月30日に無事、長男、ザカリア君が生まれたことで出場できることになり、ビッグタイトルを手にしたというわけだ。

昨年の全英オープンで2日目を終わって首位に立ち、6位タイとなったのがメジャーでの最高位だったウィレットの大金星は、スピースの連覇を止めたばかりでなく、英国ゴルフ界にとってもビッグニュースだ。ニック・ファルド(英)が、1996年位大会3勝目を挙げて以来のマスターズタイトルで、欧州勢としても1999年のホセ・マリア・オラサバル(スペイン)以来となるからだ。

グリーンジャケットを着て誇らしく微笑む新しいチャンピオンは、欧州の新しい星。残り6ホールで5打差を逆転した技と気持ちが、今後の飛躍を予感させる。


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