17歳アマが女子オープンV!!

2016年10月2日(日)04時08分更新
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日本女子オープン初出場の畑岡奈紗が、でっかいことをやってのけた。

 第44回日本女子オープン最終日(2日、栃木・烏山城CC)は、アマチュアでの初優勝を狙って通算5アンダー単独首位でスタートした長野未祈がズルズルと後退。同じ最終組で1打差2位タイスタートの柏原明日架も、ダブルボギースタートをなかなか取り返せない。1打差2位タイスタートの堀琴音、ディフェンディングチャンピオンのチョン・インジ(韓国)、申ジエ、李知姫の韓国勢実力者たちが激戦を繰り広げる。大会初優勝の畑岡は、これにくらいついていった。

 勝負の明暗を分けたのは、やはり大会史上最長490ヤードのパー4、17番だった。最終組の5組前でプレーしていたチョン・インジがボギーを叩き、次の組ではティーショットを左に大きく曲げた李がダブルボギーで脱落。ここを、畑岡はパーで切り抜けた。単独首位の堀に1打差の通算3アンダーで最終18番を迎えた畑岡は、最終18番の第2打でピンをデッドに狙っていった。上から3・5メートル。下りフックのバーディーパットがきれいにラインに乗ってバーディー奪取。通算4アンダーで堀に並んでホールアウトした。

最終組の1つ前の組でプレーする堀は、途中、ショートパットを2つはずすイヤな連続ボギーから立ち直り、通算4アンダー単独首位で大詰めを迎えたが、17番で痛恨のボギー。畑岡に1打ビハインドで最終ホールを迎えた。バーディーでプレーオフに持ち込まなければ、ナショナルオープンのタイトルをアマチュアに持って行かれてしまう大ピンチ。だが、バーディーパットがカップに吸い込まれることはなく、この瞬間、畑岡の優勝が決まった。

大会史上初のアマチュア優勝。17歳263日での優勝は大会史上最年少であるばかりでなく、日本の女子公式戦史上でも平瀬真由美の20歳29日(1989年JLPGAレディーボーデンカップ)を大きく塗り替える記録となった。

「信じられないです。すごくうれしかったです。(うれし涙は)思い通りのショットができないときもあったので、そう言うことを思い出しました。18番は下りが強いと思ったけど、ちょっとフックのラインに乗っけることだけ考えました」と、ビッグタイトル獲得の喜びを訥々と口にした。

堀は通算3アンダーで2位、通算2アンダー3位に申。連覇を狙ったチョンは、通算1アンダーで下川めぐみと並ぶ4位タイ。日本女子プロゴルフ選手権との公式戦2連勝を狙った鈴木愛は通算イーブンパーの6位タイに終わった。長野はこの日、78の大叩きで通算2オーバー10位タイで大会を終えている。


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