敏京、カー下し米ツアーV3!

2017年5月1日(月)09時18分更新
Pocket

【米テキサス州アービング4月30日(日本時間5月1日)】
強豪クリスティー・カーと6ホールの死闘の末、野村敏京が米ツアー3勝目を挙げた。

米女子ゴルフの「テキサス・シュートアウト」最終日、2打差の首位でスタートした野村は3ストロークリードで迎えた16番からボギー、ダブルボギーと大乱調。
 2アンダーまで後退し、前の組で回り3アンダーでホールアウトしたクリスティ・カーにトップを明け渡した。

 しかし野村は最終18番で2・5㍍をねじ込むバーディー。再び3アンダーにスコアを戻し、カーとのプレーオフに持ち込んだ。

 番外勝負は18番の繰り返し。1ホール目はカーが右のラフにつかまるピンチ。
野村はフェアウエーをキープし、有利な戦いに持ち込んだ。

 カーは第2打がグリーン手前のバンカー。縁から20センチのところに止まり、左足がバンカー、右足はラフでという厳しいライ。ここからピンを直接狙えないショットを強いられた。3打目、カーは左奥8㍍に乗せ、2パットのパーでホールアウトするのがやっとだった。

 一方、野村も2・5㍍のウイニングパットを決められずパー。絶好のチャンスを逃してしまった。決着は2ホール目以降に持ち越された。5ホール目までともに譲らずパーが積み上げられていく。最終日の1番をスタートしてから7時間を超える戦いに、ふたりとも疲労の色が見え始める。

 まさに死闘と呼ぶにふさわしい対決は日没直前、おそらくはこれがこの日最後のホールとなるであろう6ホール目に突入した。ここで両者は最高のドライバーショットを放ちフェアウエーをキープ。ともに2オン可能な場所からの第2打は、野村がまずスーパーショットを放ちピンの奥2・5㍍に2オン成功。カーにプレッシャーをかける。

 カーは手前のバンカーにつかまり、第3打は2㍍オーバー。野村のイーグルパットは縁に止まったものの、2パットのバーディーでホールアウトした。
 翌日までプレーオフが持ち越されるのかどうか。勝負のかかるカーのバーディーパットはわずかに左へと外れ、野村の米ツアー3勝目が決まった。日没までわずか6分前のフィナーレだった。

 グリーンサイドで応援していた後輩の畑岡奈紗らに祝福された野村は「17番でダブルボギーの後、18番のバーディーが大きかった。プレーオフは楽しくやれました」と笑顔を見せた。さらに「今年の最初の目標がメジャーで勝つこと。そこまで行かれるように頑張りたい」と力強く宣言した。
 


関連記事


タグ


コメント