スタート!「習慣慎重かつ大胆」

2017年7月30日(日)02時33分更新
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 第1回のテーマは慎重かつ大胆に「いじってくれてありがとう」としてみた。

 昨年の今ごろ、清流舎が全力で取り組んでいた本が「ゴルフグッズ大全」(マガジンボックス刊)。

 清流舎として取り組む初めてのムックが2万5千部を超える売れ行きとなり、ウレシイ限りだった。お蔭で巷のブログなどでも結構取り上げていただいた。
http://dell92.blog83.fc2.com/blog-entry-1709.html

「ゴルフグッズ大全」を取っかかりにして、そこからライトさんの商品、締めは「ち〇こパター」。実に面白いコラムに仕上がっている。筆者としても締めが締めだけに「いじってくれてありがとう」の言葉を送りたい。
 
 それにしても、このパターはいかがなものか。確かにパターは入れる道具ではあるが…。では入れられる方のカップはこのままでいいのか。まずい。東スポ文化部長時代の日常に戻りつつある。筆者も人生の4分の3はエロイことを考えてきた。みうらじゅんさんは起きている間だが、筆者は夢でも見る。当コラムのタイトルを「習慣エロエロ」にしようかと思ったぐらいである。

 下ネタはつきないので置いておくとして、ライトの「アイアン傘」は本気で欲しい。
実際に「やってみろ」とは口が裂けても言えないが、これならホームの片隅で降っても、誰も違和感を感じまい。差している時に、傘のてっぺんでアイアンのヘッドが周囲に主張する切ないまでのゴルフ愛。この商品のすばらしさに共感を覚える方は多いに違いない。

 筆者は元々、大のライト信者だ。同社のモリヤさんには今でもネタに困ると電話するほど。もう20年前になるが、東スポで「ごるふっち」という連載を手掛けた時に、ライトさんには大変お世話になった。この連載はゴルフの担当部署に配属されたばかりのド新人を一から育ててシングルにしようという企画。イラストレーターの浜本ひろしさんを口説いて、筆者が文章を書いた。今もパーゴルフで仕事をご一緒させていただいている浜本さんとはこの時からのつきあいで、好みや波長が合うので仕事をしていてヒジョーに楽しい。連載はゴルフ記者としてもゴルファーとしてもまったく素質を感じない新人・野地をいじりまくる切り口が大好評を博し、100回続いた。
 で、これが20年前にライトさんの商品を取り上げた連載第22回。

 主役になった商品は「掃くように打て」。そう、当時良くレッスン誌などに載っていた「フェアウエーウッドは肩を平行に回し、フェアウエーを掃くように打て」という理論をそのまま商品化したもの。本物のシャフトの先に、ブラシを装着したものだ。練習の傍ら、掃除もできてしまうという大発明なんである。
 こういうものを大真面目で作り、本気で売り出すライトさんは、やはり偉大だ。それをちょっといじるだけで、長期連載は軌道に乗ってしまう。ライトさんの「慎重かつ大胆な」スタンスを支持する人々が、そこそこいてくれる日本社会であってほしい。
(小川 朗=The Tokyo Chronicle)


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