【速報】ゴルフスタジアム債権者集会

2017年11月30日(木)02時55分更新
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 レッスンプロら1100人を超える被害者を生み、
被害額も約40億円に達するとみられる
「ゴルフスタジアム(GS)事件」の
第1回債権者集会が29日、
東京地裁民事20部で開かれた。
(写真は日比谷公園を通って集会の場所に向かう被害者の会のメンバー)
この日は約120人の被害者が参加。
破産者・株式会社ゴルフスタジアムの堀新代表取締役らに厳しい質問をぶつけた。
質問とともに、被害者から堀社長に対し怒号が飛ぶ場面も何度かあったという。
無理はない。
すでにクレジットカードの使用ができなくなった被害者もいる。
信販会社への支払いが大きい故、自己破産しかねない被害者も多い。
被害者の話はすでに取材し、今週発売の週刊パーゴルフ(12月12日号、P40~46)に
掲載しているが、ことは急を要する。
自殺者が出る心配すら深刻にささやかれているからだ。
目の前に迫る危機を回避するには、信販会社からの支払い請求を一刻も早くストップさせることだ。

そのためには信販会社を相手取って起こした裁判を有利に進める必要がある。
訴訟の内容は、GSの営業が名目上勧めたスイング解析ソフト代金の残債をゼロにする
「債務不存在」を求めたもの。(※文末の別項参照)
今回、GSの破産手続きが開始されたことで管財人が入り、調査を進める中で
詐欺行為の証拠が出てくることも期待されている。

それだけに注目を集めた第1回債権者集会。
早くもこの日、被害者から相次いで飛んだ質問に、
堀社長らが動揺したシーンがあったという。
最も悪質で刑事事件にもなりうると予想されるのは、
被害者たちへの広告掲載料がストップした後、3月に契約を結んだケース。

世話人の一人はこう振り返る。
「3月に契約した例が別の会員から挙げられた時、堀社長らはのらりくらりとかわしていた。
でもその直後、被害者の一人が『3月に契約したのは自分だ』と名乗り出たんです。
その瞬間、堀社長らの顔色が変わっていました。このほかにも、証言にところどころ、
ほころびが出始めていた」。
債権者集会の終了後、代理人の西村國彦弁護士をはじめとする弁護団、被害者の会の面々は
今後の戦いに確実な手応えを感じている様子だった。
(日本ゴルフジャーナリスト協会副会長・小川朗)

※ゴルフスタジアム問題とは・・・
GSの担当者がティーチングプロなどに対し、
ホームページの作成料をそのサイトへの広告掲載料で相殺できると営業活動。
スイング解析ソフトの購入料として1人当たり数百万円のローンを組ませたが、
広告掲載料が今年の2月からストップし、被害者たちは多額の負債を抱え込むことになった。 
小口ローンの新たな手口として被害額40億円、被害者の数も1000人を超える深刻な社会問題に発展。
そのため被害者たちが団結し、債務は不存在とする集団訴訟に5月下旬から順次踏み切った。
信販会社7社と委任者614人との間で提訴22本、応訴35本の計57事件が争われている。
また6月27日、GSは被害者たちから破産を申し立てられ、11月29日の債権者集会へと至った。
3月にも第2回が開かれる。


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