スマイリング・シンデレラ!

2019年8月5日(月)01時44分更新
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「ホントに、ホントに、おめでとうです」。
ゴルフネットワークの解説席から、
渋野日向子のメジャー初優勝に祝福の言葉を送った岡本綾子は、
35年前の10月に、このウォーバーンG &CCで行われた
「HITACHI全英女子オープン」で2位の
ベッツィ・キングとデール・リードに11打差をつける
ぶっちぎり優勝を果たしている。
(注=岡本が優勝したのは同ゴルフ場のDuke’s Course。渋野が優勝したのはMarquess Course)。

当時も、この日のような鉛色の雲がコースに垂れこめていた。
そんな中、「アヤコだけが他のコースでプレーしているようだった」
とライバルたちがあきれるほど異次元のゴルフを展開したのが、
岡本だった。

優勝の翌日、「Go back to school(勉強して出直してこい)」と、
辛辣な見出しで地元選手たちを叱った、地元紙の見出しが強烈な印象として残っている。。
この時、まだ全英女子オープンはメジャーに昇格していなかった。
岡本がワシントンDCオープン時代に優勝したベセズダ、
マクドナルド選手権時代に勝ったデュポンCCも、
のちに全米女子プロ選手権の開催コースとなる。
相性のいいコースだけに、もう少し早くメジャーに
昇格していれば、日本選手が42年間もメジャーに勝てない、
という現象は起こらなかったように思う。

それにしても、スマイリング・シンデレラの誕生は、
日本のゴルフ界にとって今年最大のビッグニュースになろう。
岡本も解説の中で「渋野が優勝すれば日本のゴルフ界が変わる」と話していたが、
黄金世代やプラチナ世代にメジャーがぐっと身近になることは確か。

日本にメジャータイトル奪取が続く流れを、作ってほしいもの。
さらに来年のこの時期、猛暑の中で行われることになる
東京五輪にも。


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